アニマルセラピー

アニマルセラピーがもたらすもっとも大きな効用は、心身の安定を図ることです。特に認知症にかかると、表情が乏しく、無口になり、自発性がなくなる傾向にあります。

これは今まで自分が人の世話をしていたのに、逆に世話をされる立場となり、自信を無くし落ち込む心理が働くためであると考えられています。言葉は通じなくても、そのしぐさや行動に愛らしさや癒しを感じ、世話をしたいという気持ちに駆られるものです。この心の働きは認知症の予防や改善にも効果があることがわかっています。

自分よりも小さく、世話をしてあげないといけないと感じさせる動物と触れ合うことで、自信を取り戻すことができます。

動物好きの方はいいですが、苦手な方は最近ではロボットが開発されているようです。