若年性認知症 就労支援

認知症のなかでも、65歳未満の年齢で発症するものを若年性認知症といいます。

男性の発症率が高く、特に働き盛りの世代が発症するため、働けなくなり、経済的に苦しくなるという社会的な障害も併発してしまいます。

トラストの利用者様の中にも若年性アルツハイマー型認知症をお持ちの方がおられ、できるだけ普段の生活をしたい、出来る限りのことをしたいというご本人様とご家族様の強い願いをお持ちです。

介護保険は40歳以上であれば、介護サービスを利用することができます。しかし、徐々に進行していく症状に合わせて仕事ができる環境がなく、発症後まもなく退職を余儀なくされる方がほとんどです。

まだまだ少ないですが、自治体で農作業などの就労支援をされているところもあります。身体がお元気である以上、仕事をして普段通りの生活をしたいという願いをもっとかなえられる体制が出来てほしいですね。